踊りませんか。

きれいなもの至上主義

退団公演日記 5/8

正体のよく分からない焦燥感のある今日この頃である。頭の中を漠然とした不安がぐるぐるしており、結果著しく集中力を欠いている。この状態で仕事なんて出来たもんではなく、でも週明けにアポが入っているため資料は今週中に仕上げないと……。早く有休消化に入りたい。つらい。とか言っていても何も解決しないし仕事はやったら確実に終わるしやらなきゃ終わらないので、とりあえずやろう、少なくとも手をつけようという気持ちを整えて劇場を後にし、ホテルに帰着する頃には「やっぱ無理〜」になっている、というのを繰り返している。

この焦燥感はなんなのか本当によくわかっていないが、ひとつあるとしたら千秋楽当日に退める人のファンがどういう動きをしているのか全然知らないことが要因なのではないかと思っている。あんまり友達がいないので、正直白い服を着ているということ以外何も知らない。数少ない友人のご贔屓は退団されている人もいるがちょうどコロナ禍対応真っ盛りの時期だったので色々今とは異なる点が多そうだし、何より個人差も大きそうだし、分からないものにぶつかって行くのは怖い。退団するご当人はどんな気持ちなのだろうか。ほぼ毎公演退団者を見送っているわけでわたしなどよりよっぽど慣れてはいるだろうが、それでも当事者になるのは初めてなわけで、それによる緊張感はあるのだろうなと思う。