踊りませんか。

きれいなもの至上主義

退団公演日記 4/12〜4/22

ずいぶん漬け置いたものであるが、なんとなく気持ちを言葉にしたくない時期が来ていた。無理して書くもんでもなし、と放っておいたのだが、ブログという形式はこういうとき気が楽である。昔から個人サイトやらpixivやらも年単位で放置したと思えば突然1ヶ月間毎日更新したりしていた。会社員になってからだいぶムラっ気は改善されたと思っていたが、なんだかんだでやりたいときにしかやれない性分は一生引きずるのかもしれない。

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状況的にどうしても白い服が目につく。楽当日の白服はとっくの昔に用意しているので(決まった瞬間よく行く服屋の店員さんに泣きつき一緒に選んでもらった)今可愛いのに出会ってしまっても逆に困るのだが、なんか今期トレンドカラー白らしいすね?まあSSにはよくあるよね……と思いつつ、なんとなく全身白が目に入るとちょっとセンチメンタルになってしまいそうで警戒もしている。

そんな中、「白を着る」という行為に込められた意味を歴史から紐解く本を見つけたのでジャケ買い

白の服飾史:人はなぜ「白」を着るのか
https://amzn.asia/d/e1qs3j5

こういうピンポイントな歴史本は知らないことだらけで面白い。テーマ別で章立てされているし章の中で言及される時代があっちこっち飛ぶので歴史を辿るという感じではないが、それでも西欧文化圏を中心とした「白」の意味が様々あって興味深かった。無垢の印象が強いが汚れを際立たせる色でもあり、汚れた白はむしろ堕落や世俗を思わせるというのは言われてみれば確かに、だった。タカラヅカの退団カラーが白になったのは一体どんな経緯があるのだろう。たぶん調べてみたら面白いのだろうし既に本とか論文とかでテーマにされているような気もするが、今のところ調べる余裕は全然ない。

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